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前日、焼山寺越えの疲れを神山温泉で身を休めた自分。
朝目が覚めて、遍路の務め「歩き」を開始する。

清流・鮎喰川に沿って歩き、神山町から徳島市に入り13番大日寺到着。


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(事前に本から得た情報で)ここからお寺が5つ続く。


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14番常楽寺


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15番国分寺


この少し先で、とある福祉施設が営むうどん屋さんがあり、そこで昼食。
この日はとにかく暑かった。前日は難所とは言え、山間部。涼しい場所はたくさんあった。
神山から徳島へ、市街地に出てきたこともあるだろう。
冷たい水がとても美味しい。うどんも吸い込むように食べた。

「お遍路さん。この暑さではお疲れでしょう。座敷で少し横になられて下さい」


少し横になりたかったので、この御進言にはハッとした。
顔にそう書いてあったのだろうか。そんな顔して歩いていてはいけない、
そう思いつつもここはありがたく昼寝をさせて頂いた。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


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16番観音寺


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17番井戸寺


しっかり休ませて頂いていたおかげで、残り2ヶ寺を難なくお参りすることができた。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


次の札所は18番恩山寺。
この時点で今日行くことのできる距離ではなかったので、
徳島市(=久しぶりの街)で、風呂、洗濯、食事とゆっくりすることにした。

市街地中心部のとある銭湯が「歩き遍路は無料」と聞いていたので、そこへ向かった。


無料と聞いて(知って)行く…

突然のお接待と違い、最初から甘えて行くのはどうなんだろう。
自分の行動に、少し後ろめたい気持ちがあった。

店主にその気持ちを少し打ち明けた。


「今のあなたはお遍路さん、巡礼者だから他人の好意には甘えても良いのですよ。」

「こちらもお遍路さんに施しをさせて頂くことで
弘法大師さんのご利益を頂いているんですから、お互いさまです」

「お四国を回る中でされて良かった/嬉しかった経験をたくさん積んで
国元に帰ったら、今度は自分が周りの人達に施しをできる人になって下さい」

「あなたはまだ若いのだから、その期待を込めてのお接待です」


番台のおっちゃんの言葉とは思えない、心に染みる言葉だった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


銭湯で入浴・洗濯をすることでゆっくりさせて頂き、
夜もだいぶ更けてから寝る場所探しに出発。
しかしながら市街地であることから、野宿適地がなかなか見つからない。


駅があった。学生時代から磨いたステビバ(station bivouac)敢行。
「経験にムダは無い」って本当ですね。お四国で役に立つなんて。

でも野生のカンから、この駅はそれができそうにないと悟った。
かと言って時間は日付が変わろうかという時間。寝床を探す元気は無い。


偶然やってきた下りの列車。それに乗車する自分。

そんな自分に異論がなかった。
2駅先の駅まで行き(2駅先と言うのは、それ以上行くと次の寺が遠くなるから)
下りたところ、駅舎のベンチにマットを敷いて休んだ。

その後何時かわからないが、K察が来て起こされて身分証の提示を求められたオマケ付き。
人生初の職質(syokushitsu)を経験した。


お遍路は色んなことが経験できるなぁ
(この時点では)寺の思い出より、道中の出来事の方が圧倒的に印象に残っている。
歩き遍路の醍醐味って、道中? その魅力が少し見えた気がした。


<4日目>
13~17番
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