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朝目が覚めると、辺りの石ころが濡れていた。晩のうちに雨が降ったようだ。
焚き火は完全に沈下していた。


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口屋内沈下橋をくぐってスタート


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橋を潜ったところで口屋内の集落と、黒尊川(Kuroson-gawa)の流れ込みが見える。
この黒尊川がまた良いらしい。琵琶湖や熊野川、その他諸々の川でも言えることだが、

支流や流入河川にこそ妙味あり。

川で泳いだり魚捕ったりすると、よくわかる。四万十/黒尊も例外ではないのだろう。


ただ、リバーツーリングとして下る場合は本流が良いと思っている。
支流は浅い箇所が多く底を擦ったり、流れが急な上に川幅が狭く操舵しにくい面が多々ある。


これはくろまるの指向と実力不足ということかもしれない。


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口屋内の赤鉄橋

前述の通り、沈下橋が落ちてしまったので現在の生活橋はこちら。


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勝間の沈下橋


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この橋は橋脚が3本足になっている(口屋内は土塁)


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橋脚には流木が引っかかっていた^^;


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かわらっこ村の岸が見えてきた。間もなくこの日のゴール

実はこの日の天気は雨。と言っても降り続けではなく、にわか雨→曇りの繰り返し。
(この時期)カヌーを漕いでいる時は雨降りでも良いが、上がった時は晴れて欲しいな。


そんな願いも虚しく、この後雨が激しくなりました。


車を取りに行って、そこにフネと道具一式を3往復で運んで、
それらを片っ端から車に積み込む。濡れていることなんてお構いなし。


カヌーを始めてからと言うもの、全日晴れたことが1度も無い。
オカでは自称晴れ男なのに。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


昨今、川と人との間には大きな隔たりができてしまいました。


良い子は川で遊ばない


川の恐ろしい面ばかりが強調され、人々は川から遠ざけられた。
川には徹底的に護岸工事が入り、更に遠い存在となっていった。


ここ四万十川の流域では、川が人々の生活にとけ込んでいる。

それは便利や楽チンとはほど遠い生活。観光地のように良い面ばかりではない。


だからこそ残された自然の原風景。
四万十川が 最後の清流 と呼ばれる所以ではないだろうか。



カヌーと言う川から最も近いところに身を置いて、それを少し感じることができた。


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帰り道は更に大雨、雷まで

カヌー中にここまでのことにならなくて良かったかな~
と思いつつ帰宅の途についた。



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最後の清流

四万十川のためにある代名詞と言っても過言ではない。
その名声は、四国を訪れる旅人を魅了してやまない。

しかしながらそれは 日本一きれいな川 というわけではない。
水質で言えば、それは同じ県内を流れる仁淀川に軍配が上がる。


では何が 最後の清流 なのか。川を下ることで体感することにした。


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江川崎(Ekawasaki)からスタート

これより上流は岩が多かったり、
水力発電に水を抜かれる(=底を擦る) or 放水(=急流)

初心者には少々厄介な区間。
多くのカヌーツアーはここ江川崎からスタートする。そこはくろまるも右にならえ、だ。


ハイ○ケンは滅多に買うことが無いので、嬉しくて船首に乗せた。
気分はチュウベエ師匠を乗せたマキバオー。


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特徴的な赤い欄干の橋


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よく見ると橋の上に人がおり、こちらをパパラッチ

四万十川をカヌーで下っている

最後の清流を際立たせる構図なのだろう。そのモデルがくろまるで申し訳ない気持ち。
もっとも、乗り手ではなくカヌーを撮っているのだろうけど。


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四万十を象徴する物件が見えてきた。


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岩間(Iwama)の集落と、沈下橋

欄干を付けないことで水が素直に流れ、橋の流出を防ぐ
建造費と補修費用を抑えつつ生活に役立てる、先人の知恵の産物である。

全国的にはこの形態の橋は多いが、それらは潜水橋(sensuikyo)と呼ぶ。
沈下橋(chinkabashi)と呼ぶのは四万十川だけだ(知る限り)


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橋のたもとには、カヌーで上陸して川遊びしているとおぼしき方々の影。


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橋を下から見上げることができるのも、カヌーの魅力。


本当は橋の前後は流れが複雑な場合が多く、流木が引っかかっていることが
多々あるので、(パドルを離して)写真を撮っている場合ではない(^^;)


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このド田舎に不釣り合いな大きな建造物が姿を現した。


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芽生大橋(Kayo-ohashi)

景観保護と言う点ではアレだが、住民にとっては無くてはならない橋。


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四万十川の川旅では欠かせない集落・口屋内(Kuchiyanai)の小学校が見えてきた。
川を挟んで両岸に集落があり、子ども達はこの沈下橋を渡って通学していたが…


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この橋は昨年の水害により、落橋してしまった。


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この橋が失われても集落の少し下流に大きな鉄橋が架かっている。
車は大きな問題とはならないが、その新橋の橋桁は水面から高い。

徒歩・自転車にとっては迂回と坂がとても気の毒だ。
沈下橋が簡素な橋と言っても、この過疎地域で橋の補修は易々進まないのだろう。


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ここの河原に上陸して、キャンプすることにした。
河原から少し離れるがトイレ&水がある。ダッキーで下っている先客がいた。


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落橋して通行止め(=人も車も通らない)となっている橋の上で、サパーを試みた。
後生大事に持ってきたハイネケンと、レトルトカレー、カップ焼きそば。

いつも思うけど、カップ「焼き」そば。焼いてない。「ふやかし」そばだ。
そんなことが気にならないくらい、ここでは何食べても美味しい。


この後流木を拾い集めて、一人焚き火をした。


そうして四万十の夜は更けていった。



続く



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